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2007年2月 6日 (火)

東洋経済

本日、本屋で週間東洋経済の「危険な資産運用」の表題が目に止まり、買ってみました。

内容は、一言で言うと「あなたのグロソブ大丈夫?円高リスクが高まっているよ」という内容でした。

私自身もグロソブをはじめとする毎月配当外債ファンドが一般にはよいファンドではないと思っています。しかしながら、この内容は、正直、「ずいぶん前からグロソブにお金を入れてユーロ等に対する長期の大きな円安効果を享受してきた人の方が、今までこのチャンスに指をくわえて見ているだけで、かつ今になって『円高リスクあぶないよ』とあおる記者よりも結果的にずっといい目を見てるな」と思います。

すなわち、米ドルを除く主要通貨では軒並み円安トレンドが過去6年もの間続いているのですから、以前からグロソブに投資していた人は十分円安効果のうまみを享受し、儲けを出しているわけで、少々の円高などいたくもかゆくもないはずです。

http://quote.yahoo.co.jp/q?s=EURJPY=X&d=c&k=c3&a=v&p=m130,m260,s&t=ay&l=off&z=m&q=l&h=on

上記のユーロのグラフを見てもらってもわかるとおり、6年程度かけて1ユーロ90円から最近では、160円近くまで円安が進んでいます。(そしてグロソブの最大の投資先はユーロソブリン債です。)

また、投信マーケットの圧倒的多くの資金がグロソブに集まっていて、そのグロソブの資金の半分近くがユーロで、円高による減価リスクを心配するのであれば真っ先にユーロ円を議論すべきなのに、なぜかドル円のことばかり書いてあるように見えるところも、結構ナンセンスです。

この手の週刊誌の記事は、所詮、危機感をあおってたくさん売ろうとしているだけだからだと思うのですが、いつも穴だらけです。

たぶん、もっと真剣に読むといくらでもつっこみどころはあるかと思います。みなさんもこの手の話にあおられないよう、ご注意を。

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