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2007年2月 8日 (木)

グロソブの代替案

前回、グロソブの問題点として挙げた点を整理すると、

1.複利運用効果の喪失と無駄な税金の支払い

2.高い運用費用にも係わらずアクティブ運用のプラスα成果が確認できない(どころかマイナスαになっている)こと

となります。

したがって、取り立てて年金代わりに受け取る必要がない人で、外国国債相当のリターンを得る国際分散投資を行いたい人は別の投資手段を考えた方がよいのではと思います。

私自身はこの分野はほとんどやっていないので詳しくはないのですが、以下のような手段が考えられるのではと思います。

1.証券会社のボンド・セレクト・トラストを利用して主要通貨のポートフォリオを作る

⇒分配金を出さないしくみであるらしいので、無駄な税金の中抜きを免れることができ、複利運用効果が享受できる。また1%を超える信託報酬を無駄に支払わなくてもよくなる。

2.USドル等の部分は、証券会社でゼロクーポン債を買うことも可能。

⇒同じくクーポンがないので、無駄な税金の中抜きを逃れることができる。また、売買と管理手数料の費用くらいでダイレクトにUSTreasuryが手に入るので、中抜きがほとんどなく、利回りが高くなる。(可能性が高い。購入額水準と後の売却、償還といった対応方法等にもよるかもしれない)

3.数は少ないが、外国債券インデックスファンドを買うという選択肢もあります。

⇒運用費用が低廉で、分配金がほとんど出ないしくみのファンドです。ただし、実は日本の投資信託会社の外国債券インデックスファンドも結構数がなく、また結構ベンチマークに負けていたりします。おそらく、規模が小さく外国債券の管理費用負けとなっているケースが多いのではと思います。

それにしても外貨物は一般に為替の手数料が、マイナー通貨では特にばかになりません。通常の外貨商品で、通貨の往復を頻繁に行うとパフォーマンスがどんどん損なわれてしまいますので注意が必要です。もしかしたら、FX会社等を使った裏技などもあるかもしれません。

おそらく、これからの時代、円のみに頼った資産運用は危険だと思います。なので、外国債券の運用ビークルは日本人にとって重要なツールであるはずなのですが、外国債券運用を考え始めるとまるで手足を縛られているかのような不自由さを感じますね。ほんと、困ったものです。

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