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2007年2月 7日 (水)

グロソブの問題点

前回の東洋経済の本の中でも触れられていましたが、グロソブは直近の12月1月と資金流出超だそうですね。

本当の所はわかりませんが、毎月配当株式ファンドやより高配当な海外債券ファンドに流れているという主旨の記事でした。

マーケットがよりリスクを取れるようになってきたのであれば真に結構なことなのですが、単にニュージーランド債券のファンド等に流れているだけであれば、その先のいきづまりが近そうです。(金融機関が手数料稼ぎで転がしている可能性もあります。)

前回、「グロソブ等は一般的にはよいファンドではない」と書きましたが、ここで、どこが問題なのか整理してみようと思います。

【グロソブ等毎月配当ファンドの問題点】

・分配をするため、複利の効果が期待できない。また、元本超の分配金部分には現状10%(将来的には元の20%に戻る可能性が高い)の税金がかかる。したがって、定期的な受け取りが本当に必要な人以外には、まさにお金をドブに捨てるしくみになっている。

・世界各国の国債に投資するだけなのに、1%をはるかに超える信託報酬が毎年運用費用として資産から引かれる。それだけの運用費用を取った見返りとしてのアクティブファンドとしての腕の見せ所は、ベンチマークと異なるカントリーアロケーションの判断のみに依存すると思われるが、そこでプラスアルファのリターンが稼げているとはとても思えない。(順調にベンチマークに負けている)

したがって、退職して受け取る年金が心もとない人等、本当に毎月受け取る必要がある人以外は、手を出すべき商品ではないと個人的に思います。

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