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2007年6月 8日 (金)

特選!海外ETF投資と税金のまとめ

今回は特選!シリーズ第二段として、海外ETF投資にかかる税金にまつわる過去ブログを1つにまとめたいと思います。

過去に海外ETF投資関係の税金にまつわるブログは4つ書いており、配当金と売却益について、国内証券会社を通じた購入の場合と、US証券会社を通じた購入の場合に分けてまとめています。

まずは、国内証券会社を通じた海外ETF購入の場合です。

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/etf_d16b.html

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/etf_fd99.html

次に、US証券会社を通じた海外ETF購入の場合です。

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/etf_0f07.html

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/etf_134f.html

また、投資成果を最大にするためには、税金効率も考えなければなりません。それがはっきりわかるのが、このブログです。

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_6580.html

しょっちゅう運用成果に税金で中抜きされてしまうと、長期運用においてどれほど不利な結果になるかがよくわかります。

出来るだけ、20年や30年といった間、必要に迫られない限り売却することなく保有し続けることを想定した運用は、税効果の観点で、そもそもとても有利な運用であるわけです。逆に言うと、短期で売却し、利益を短期で確定させてその都度税金を払う運用の場合は、その利益にかかる税金徴収の中抜きによる複利運用想定時のネガティブ効果を補って余りある、大きなプラスのアクティブαが見込めなければ、やる意味がないわけです。

中途半端なアクティブαでは、回転率の高い資産運用をする意味がなかなか見出せませんし、まずこの要素が、実際に何度もの景気変動の波を超えて、短期投資で長期投資に本当に勝つことが一般に難しいであろう理由の1つとなります。

また、こういった長期運用を指向する場合は、途中の配当金やキャピタルゲインディストリビューションの額が小さいビークルを選んだ方が税金の観点で有利です。そのことは、上で紹介しました、「海外ETF投資の配当金と税金(その2)」の中でも触れています。

すなわち、キャピタルゲインディストリビューションのないETFはこのような長期投資時の税効率の非常に高い優れたビークルなわけです。

また、実は、WisdomTreeのUS除く国際株式ビークルは、配当金支払いがどうも年1回のようで、しかもその支払い水準が非常に小さく、無配に近いビークルになっています。ETFビークルの中でも、配当面で長期投資の際の税効果が限りなく高い、ある意味長期投資に最適のビークルです。高配当戦略といったバリュー投資戦略とともに、超長期の投資を考える場合は非常に有望なビークルだと思います。

願わくば、早くメジャーな会社となって、みんなが安心して投資できるようになって欲しいものです。(個人的にはもう手を出しているのですが)また、個人的に、時価総額の膨らんだバブル資産をまるまる抱える時価総額比例の指数ではなく、割高で本源的な価値の低い資産が自動的にはずされていく優れたしくみを有する指数に基づくETFは、これからの時代のパッシブ運用の新潮流となり得ると考えています。なので、USでも日本でも、このような自動的に本源的な価値を有する資産が選別される指数の有効性についての認識が高まり、しかもコスト等にも優れたすばらしいビークルが充実するといった、長期投資家にとって好ましい環境に早くたどり着いて欲しいと思います。

最後は、税金の話とちょっとそれてしまいましたが、このまとめも、読んでいただく方の何らかの参考となりましたら幸いです。

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コメント

VMaxさん

いつも楽しく拝見させて頂いています。
私も注目しているWisdom TreeのETFですが、DLSを選んだ理由は何ですか?バックテストを見るとDTHやDOOも魅力的に見えますが。
また、配当に関してはUS株を含め、まだ実績がないようですね。

投稿: うー | 2007年6月10日 (日) 15時45分

うーさん、はじめまして。

コメントありがとうございます。

私がDLSを選んだ理由は、かなり個人的なものです。米国除く世界株にも、EFAとEFVにすでにかなりの金額を投資している一方で、このカテゴリーの小型株にはETFでは全くアプローチできていなかったので、私のポートフォリオ構成上、DLSは追加投資ビークルとして非常に魅力的に写るものだったというのが、大きな理由です。(高配当戦略も非常に魅力的です。)

なので、米国除く世界株カテゴリーで今からポートフォリオを構築しようとするなら、私もEFA、EFVの代わりにDTHあたりをコアにして投資し始めたいと思うはずです。

ということで、DTH、DOOについても、十分魅力的なビークルだと思います。
小型、大型の配分比率も、リスク/リターンのトレードオフがわりときれいに出るところですので、個人の嗜好といった面が大きいと思っています。

それでは、今後ともよろしくお願いします。

投稿: VMax | 2007年6月10日 (日) 19時03分

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