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2007年7月20日 (金)

弱いドル

海の向こうにも、自国通貨の弱さに直面している国があります。

アメリカ人にとって、他の先進国通貨を持つと言うことそれ自体が、魅力的なリターンを得る手段となり得ます。どこかの国とそっくりです。

http://etf.seekingalpha.com/article/41597

他のエントリーのコメントでも書きましたが、USDは直近06/10~07/07までの期間で、3通貨を除いた世界中の通貨に対して弱くなっています。(週刊東洋経済7/21より)なので、リンク記事のように、他国通貨ETFへの直近の投資リターンがとても高くなっているわけです。

記事で例示された通貨のほかにも、オーストラリアドルやスイスフランといった通貨ETFに投資することが、米国市場では既に可能です。(日本円通貨のETFもあったりしますが、あまり意味は無いでしょう。USDより弱い、数少ない通貨の1つですので。)

国際債券ETFがSECfiling中であることも、とても頷ける話です。このままの流れが続けば、強烈なホームバイアスを有するアメリカ国民の間でも海外投資やFXが流行ったりするかもしれませんね。

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コメント

VMAX様

どうも海外投資が流行っているのは日本だけでなく米国も同じのようです。(一年ほど前のロイター記事に海外株式ファンドの方が多く設定されていると書いてた)二カ国合わせて世界の富の半分を保持する金満国家が同じことをするんですからなんとも笑えない光景ですね。(隣の芝生は青いのでしょうかね)

個人的に日米のホームバイアスが高いのは米国は単純に自国市場が一番儲かったからであり(1990~2000で英仏で3倍、米国は4倍になってる)、日本の方は土地と株の損失のあまりの多さでそれどころでなかったからだと思います。またそれ以上にあまりに規模がでかすぎて比率を変化できるほどの移動は困難だったのでしょう。(両国合わせて株債券共に世界市場の半分以上も占めるのですぐには他の資産を買い様が無い)

そういう訳で日米共(まあ他の大国もそうだが)に規模の制約からは逃れられませんから30~50年くらいかけてゆっくり個人投資家も投資比率を増やしていくんじゃないでしょうかね。長い投資期間の間に円高も円安もバブルもあるでしょうからじっくり腰を構えて投資していきたいですね。

投稿: ROM人 | 2007年7月20日 (金) 01時22分

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