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2007年7月23日 (月)

ノーロードファンドが増えているらしい

本日のNIKKEI NETにこんな記事がありました。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070723AT2C2003J23072007.html

と思ったら、今日の日経新聞夕刊にも1面トップで「投信も手数料下げ」という同趣旨の記事が出ていました。

インターネット専業証券でノーロードファンドが200本を越えたとのことです。記事の趣旨としては、手数料競争の対象が株式手数料から他の手数料に移ってきているという趣旨で書かれていましたが、なんにしろ、ノーロードファンドが増えていくのは結構なことです。最近の日本のファンドは個人的に全くの不案内なのですが、販売手数料が無い分信託報酬を厚くするといった、長期投資に不向きな詐欺的な内容ではなく、純粋にもともとロードファンドであったものをノーロードにして売り始めているのであれば、手放しで喜ばしいことだと思います。

私が米国証券口座を作った頃は、米国インターネット証券ではノーロードが既に一般的でした。左のサイドバーで紹介しているような世界株ファンドや、何度かエントリーに出現しているQFFOXといった新興国ファンドは全てノーロードファンドです。米国では、昔からノーロードファンドの選択肢は豊富で、たくさんのノーロードファンドの中から、このようなファンドを選ぶことが可能でした。

神田昌典氏ではないですが、やはり金融の分野でも「米国は何年も先を進んでおり、米国で起こることは何年かの後に日本でも起こることが多い」と感じます。ある意味残念なことでもありますが、過去の個人的な仕事の分野での経験でも、結構これは思い知っています。「これはさすがに米国にもないだろう」と思うようなことでも、よくよく調べて見ると米国で既に存在しているといったくやしい経験を、やっぱりしていたりします。

そういう意味で、やっと増えつつある日本のインターネット証券のノーロードファンド化も、なんだかデジャブに見えてしまいます。そう考えると、楽天証券で米国市場ETFを普通に購入している方々は、通常、何年も遅れる日本市場の後進的な金融商品プロセスを、一気にワープしているのかもしれません。

願わくば、日本のETF市場が一部のキーンな方々のみが参入するニッチな市場にとどまることなく、日本の金融商品市場全体を一気にワープさせる原動力となって、先進米国市場に追いつき追い越して欲しいものです。

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