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2008年1月13日 (日)

勝利はオイルマネーで

今、話題となっているハンドボールオリンピックアジア予選の話です。

審判の判定が不公正で、審判がクウェート側に買収されていたのではという疑惑が指摘されています。

フェアなスポーツマンシップに則らないのは許せない話で、また危険なプレーが横行して、将来のある有能なプレーヤーが取り返しのつかない怪我等をしてしまう事態が起こりうるのも、耐え難い話ではあります。

情報をきちっと追っているわけでも全然無く、当然のことながら、私は本当の真実を推測することすらできない立場であるので、この点についてはここでは深くつっこまないことにしたいと思います。(どうも、日本で再試合をする方向に進んでいるようですね。そのときはフェアな試合を期待したいものです。)

それ以外にも気になったのは、今回の表題の「勝利はオイルマネーで」のキーワードです。

スポーツの世界の話で、今世界経済で起こっていることの影響が如実に現れているのかもしれないことにも、目を奪われてしまいました。

新興国の台頭でエネルギー消費量が増え、エネルギーや資源価格が高騰し、結果、中東その他の資源国が潤い、サブプライムで傷ついた欧米金融機関に資本注入してお得な買い物をする強者の側に回るという、世界経済で起こっている典型的な姿が想起されてしまいます。

日本やその他資源を持たない先進国から資源国への、壮大な富の移転が起こっているのだろうことに思いを馳せると、まるで茹で上がっていく状態にあるのに何のアクションも起こそうとしないカエルのような状態に、今の日本は陥っているのではなかろうかという思いに苛まれます。

喜ばしいのは、今の我々は資源国のエクスポージャーも、資源のエクスポージャーも、ある程度は自由にポートフォリオの一部に組み込むことができる、便利な世の中に生きていることです。リスクにどう向き合うかは、おおよそ自分自身の中の問題であって、リスクコントロールの手段は今の世の中には溢れています。

「円元本が守れさえすれば、リスクはない。」

こういった考え方が、自らの将来を窮地に訪れ、日本国もそんな個人を助ける余力などさっぱりないといった時代がやってくるような気がしてなりません。

資産はあるが、フィナンシャルリテラシーのない、上記の発想に縛られた多くの国民と、1500兆円の個人金融資産を持っているが、それを有効に生かすリテラシーを持たず、非効率にそれを費消していくだけの国は、完全にダブって見えます。

将来を賢く泳ぐことのできる国になるためには、まず日本の国民が、しっかりとしたフィナンシャルリテラシーを有することが先決なのかもしれないですね。

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コメント

こんにちは。いつも楽しく読ませて頂いています。

自分の周りには、株式投資を行っている人はほとんどいませんが、どうしても株式投資=ギャンブル
の固定観念を払拭できない人が多いと思います。(日本株は、健全な市場では無い為、確かにギャンブルに近いかもしれませんが)

自分自身は、Firstradeで取引していましたが、
最近、ドルコストで海外投資する為に海外口座(IB)を開設して投資をしています。
IBを使っている中で一つ分からない所があったのですが、もしご存知でしたらご教示頂けますようお願い致します。

margin accountで開設しているのですが、
証拠金内で買っているのに、毎日、1.2ドルずつ
利払いで引かれています。
IBに聞いた所、cash balanceが悪いと言われたので、更に送金して十分にcashを増やしたのですが毎日引かれています。
(data feeなのでしょうか?)

自分自身が支払い金利を完全に理解していないせいか、chatや電話で話をしても、かなり難しく感じています。
もし、上記の様な状況の原因をご存知でしたら
ご教示下さい。
(記事と関係無い話になりすみません)

投稿: まめ | 2008年1月14日 (月) 17時40分

まめさん、はじめまして。

ご質問の話ですが、もしかしてこんな状態になっていませんでしょうか?

例えば、ベースカレンシーを円にして、円で200万円入金して1万ドル分ETF等を購入するとこうなります。

円通貨:200万円
USD通貨:-1万ドル
USD建ETF資産:1万ドル
資産合計:200万円(200万円-1万ドル+1万ドル)

この状態で放っておくと、USドルを1万ドル借りていることになりますので、この借りているドル部分に対して毎日利息を払う必要が生じると思います。

この状態に陥っているかどうかは、例えばWebtraderであれば、Account画面のEquityのエリアのUSDのCash Balの値がマイナスになっているかどうかでわかります。(マイナスになっていると、その通貨を借金していることになります。)

もしこの状態であれば、口座内の円をドルに買えて、ドルを借りている状態を解消してしまえば、問題は解決します。

1ドル110円であれば、110万円を使って1万ドルを買うと口座内はこうなります。

円通貨:90万円
USD通貨:0万ドル
USD建ETF資産:1万ドル
資産合計:200万円(90万円+0ドル+1万ドル)

円をドルに換えるには、いろいろな方法があるようですが、例えばWebtraderであれば、以下のようにすると良いと思います。
まず、Ordersの画面でEnter symbolにUSDと入力してその隣のStockその他の選択画面でForexを選択してGo!ボタンを押します。そして出現する画面の中でJPYの

USD.JPY Cash IDEAL JPY USD.JPY

という行をクリックします。

そうすると円を用いてUSDを買うための注文画面が現れますので、株やETFを発注するのと同様に、例えば1万ドル買いたい場合は、Quantityのボックスに10000と入力して、指値(limit)あるいは成り行き(Market)注文を発注すればOKです。

また、乙川さんのサイトのIBに関する記述も参考になるかもしれません。

http://otsu.seesaa.net/category/3098813-1.html

もしかすると上記の記述は的外れかもしれませんが、そのときはまたお知らせいただければ、当方のわかる範囲ではありますが、ご協力できると思います。

以上、まめさんの問題が解決することを祈っております。

投稿: VMax | 2008年1月14日 (月) 18時37分

お返事頂き、ありがとうございました。

米国株を購入する際、
全て米ドルに変えてから購入していますが、
米ドルのcashは常に1000ドル以上残った状態に
なっています。

私は、いつもWebtraderでは無く、
TWSで購入していますが、accountの画面で
accrued interest(未払金利?)の部分が
-1.2ドルになったままです。
これを毎日引かれていると勘違いしていましたが、これは未払いのままで-1ドルからは増えてないようです。(月末に引かれるかもしれません)

cash balanceの不足では無いようですが、
ただ、一体何に対してaccrued interestが
かかっているのか分からない為、再度
IBに聞いてみたいと思います。
色々、お騒がせしてすみません。

又、私のコメントで海外証券の口座開設を躊躇された方がいらっしゃいましたら、申し訳ございません。
個人的には、Interactive Brokersは
かなり便利で使いやすいと思っています。
ログイン時に使用するSecurity Deviceや
出金時の電話確認等、セキュリティー的に
かなりしっかりしており、安心できます。
海外の金融口座は日本と異なり、
トラブルは自己責任という感じがありますので、
割と細かく対応してくれるIBはいいように思います。


未払金利?の部分が分かりましたら、
再度ご連絡させて頂きたいと思います。
又、Webtraderを使った事が無い為、
大変参考になりました。
TWSは起動が遅い為、こちらの方が
使いやすい感じがします。

以上、ありがとうございました。

投稿: まめ | 2008年1月16日 (水) 00時41分

まめさん、どうもです。

当方のコメントは完全に的外れで、全くお役に立てなかったようですね。失礼いたしました。

追加でいただいたコメントではどうも累積ではなく、ワンタイムチャージだったようですね。理由不明のままどんどん支払い金利が膨らんでいくような状況でなくてなによりです。

当方、あいかわらずその原因に当りがつきませんが、おそらく通常であれば、支払い金利は翌月上旬に引き落としになると思います。

それでは、IBとのやり取りで早期に原因が解明することを祈っております。

投稿: VMax | 2008年1月16日 (水) 19時34分

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