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2008年2月 9日 (土)

中国製冷凍ギョウザの話(その2)

本日の日経新聞夕刊に、この件に関する香港の反応に関する記事がありましたので、ちょっと長いですが、引用します。

-香港も行方注視・・・食品の8割、中国に依存-

【香港=共同】

食品の八割以上を中国からの供給に頼るとされる香港では、中国製ギョーザ中毒事件に対する市民の関心は高く、香港政府も日中両国の調査や捜査の行方を注視している。

香港では昨年、中国から輸入した魚や缶詰の肉から基準値を超える発がん性物質が相次ぎ検出された。地元メディアが連日大きく報道するなど、中国産食品の「安全性」は極めて身近な問題だ。

今回の事件発覚後、香港のスーパーマーケットなどは直ちに有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が混入していたものと同じギョーザを撤去した。

中国政府は香港で懸念が広がることを警戒。中国国家品質監督検査検疫総局の幹部は六日、香港メディアを前に、日本側との調査で「食品自体に問題はなかったことが証明された」とアピールし、不信感の緩和に力を入れている。

(引用おわり)

この件に関しては、香港でも他人事ではないようです。食は人間の生活を支える根幹でもあります。どんなに投資で資産を構築しても、食べ物が良いものではないために人生が台無しになってしまえば、何の意味もありません。

中国政府がやるべきことは、「食品自体に問題はなかったことが証明された」などというアピールではなく、この事件が、誰のどんな意図で起こったものなのか完全に解明し、もう2度とこのようなことが起こらないことを担保する、適切な手立てを講じること、世界の輸入国が、中国の食べ物を口にして大丈夫なのだと安心できる状況を作ることだと思います。

例えば、「国の不満分子がやったことだから、製造には何の問題もなかった」と言ったところで、危険が消えない限りは、世界の人々が中国の食べ物等を避ける行動は止まりません。

他国の信頼を失ったら、輸出で国家を繁栄させることなど不可能なこと、事態をうやむやにして責任ある態度を取らなければ、そのツケは自国にそっくり返ってくることを、中国政府はきちんと認識すべきだと思います。

その他、原産地表示に関する東京都の反応に関する記事もありましたので、これも以下で引用します。

-都が原産地表示厳格化を検討-

東京都の石原慎太郎知事は八日の記者会見で、中国製冷凍ギョーザの中毒事件で高まる消費者の不安を取り除くため、国に輸入加工食品の検疫強化を求めるとともに、国内で製造された食品についても、都が独自に原材料の原産地表示の厳格化を検討する考えを明らかにした。条例化も視野に入れるという。

石原知事は「原産地表示がすべてに及ぶような指導、規定を積極的に考えていきたい」と述べた。

(引用終わり)

我が家の食卓では、ずっと前から、中国産の食べ物は可能な限り避けるようにしていますが、その行動の障害になるのが、作為不作為の原産地表示の不正確性や不表示だと思います。国民が自分自身の健康を、自身の意志で守る行動が適切に取れるように、原産地不当表示の業者の摘発、処分はもちろんのこと、加工食品の原材料も含めた正確な原産地表示がなされることを、一国民として切実に望みます。

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