« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »

2008年4月

2008年4月30日 (水)

楽天のリクソーETF取り扱い

楽天証券が、香港市場で上場しているリクソーの7つのETFを5月2日から取り扱うようです。くわしくは以下のリンクをご覧ください。

http://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/topinfo/20080430_01_china_01.html

おそらくは、すぐに楽天ETFヘビーユーザーの方々のブログ等でより詳しく解説されることと思います。なので、当方は、ノーティスのみということで。

楽天証券、あいかわらずがんばっていますね。

| | コメント (4) | トラックバック (2)

2008年4月29日 (火)

信用リスクスプレッド

思い返せば、当方がサブプライム関連によるマーケット動乱の初動を感じたのは、米国Treasury金利の動きからでした。コメントで宿題をいただいてから分析検討した結果、IEFとHYGの資産価格の差の広がりから信用リスクスプレッドの広がりを知覚し、米国Tresury金利の下落は質への逃避なのではないかと感じて、サブプライムローンの影響ではないかとエントリーしたのが以下の一連のブログです。

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_c2df.html

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_7d88.html

あのときから、HYGとIEFのスプレッドはどうなったでしょうか。

以下が現在の両者のグラフです。

http://finance.yahoo.com/charts#chart3:symbol=hyg;range=20070427,20080425;compare=ief;indicator=volume;charttype=line;crosshair=on;ohlcvalues=0;logscale=on;source=undefined

信用リスクスプレッドも、最悪に広がった時期を過ぎて、すでにかなり縮小に向かっているように見えます。何が何でも質への逃避というヒステリーなマーケット状況のフェーズは過ぎ去って、債券市場も合理性を取り戻しつつあるように思えます。

世界の株式市場のここ最近の戻りと、米国債券市場の正常化への動きは同調しているかのようです。

動乱の時を過ぎて、平穏な時がやってくるのかもしれないですね。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年4月25日 (金)

インフレの足音

いよいよその足音がはっきり聞こえてきましたね。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/commodity_price/?1209094752

以前より、インフレの芽?シリーズでこの手の話題を当ブログでも取り上げてきましたが、とうとう国の統計上でも明らかになってきたようです。

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_cc57.html

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_0e51.html

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_9e18.html

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_438c.html

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_a889.html

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_bdae.html

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_809f.html

このニュースが原因でしょうか。日本国債の金利が跳ね上がっています。この間まで10年物国債の金利は1.25~1.35%あたりをうろうろしていたように記憶していますが、今日は、とうとう1.61%まで上がったようです。

http://www.bloomberg.co.jp/markets/rates.html

いよいよ、本格的なインフレの時代かもしれません。輸入物価も上がって日本の貿易黒字も減っているようですし、『貿易で稼げない国、日本』となるならば、大借金の日本国通貨も、いずれはやばい状況になるかもしれません。日本国と日本国民にとっての国際分散投資の必要性も火急なものとなってくるかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月20日 (日)

株式投資の新しい考え方 行動ファイナンスを超えて

ひさしぶりに、本の紹介です。

簡単に言うと、バリュー効果を説明する本です。読んで見たら、まるごと自分の投資スタンスのバックグラウンドを説明してくれる本でした。古今東西、長きの間バリュー効果が存在していて、それがこれからも存在し続ける蓋然性が高そうであるという主張が、様々な実証統計に基づき展開されています。

この著書では、バリュー効果が発生する理由は、バリューファクターの元になる追加的リスクに対する見返りのプレミアムにあるのではなく、まさに成長の罠というべき市場要素にあることが実証統計を元に述べられています。すなわち、実際は過去の成長と将来の成長にはほとんどというか全くといってよいほど相関がないことが統計上示されているにもかかわらず、市場は、過去継続して目覚しい利益成長を遂げた企業に対し、あたかもそのような市場平均を大きく上回る成長が永続するかのごとく高値をつけてしまうせいであるとしています。

かくして、高値を付けられた株は、利益成長が市場平均に収斂していく過程でのネガティブサプライズによって株価を下落させ、逆に安値に放置された株は、その利益成長が市場平均に戻っていく過程でのポジティブサプライズによって株価を上昇させていく構造が示されています。

ひさしぶりに、自分の投資スタンスのルーツに再会したような本でした。

おすすめです。ご興味ある方は読んで見てください。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2008年4月19日 (土)

アンケートに参加してきました。

以下で行われている日本市場上場ETFに関するアンケートに答えてきました。

皆様も、よろしかったらぜひどうぞ。

http://enq-maker.com/39jIOll

こういった1つ1つの動きが日本の投資環境の向上につながるといいですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月18日 (金)

上がっちゃってますね。

なんか、今日は欧州市場も米国市場も、いやに力強く上がってしまってますね。

なんか本格的にバブル崩壊っぽくなってきている、昼間の上海市場は完全に無視という感じです。

今日は、今月の投資資金を投資しようと思っていたのですが、さすがにこの勢いでは、買いを入れにくいですね。最近は、毎月の投資資金を投入するときは、いつものように波乱が起こっていて、お安い価格で買うのに全く苦労が要らなかったので、ぐんと上がっている最中に買うのにどうも抵抗を感じるようになってしまいました。

数日様子を見て、下がらないようならスパッと買うしかないですかね。

早く起きて、米国市場の引けの様子も見てみようと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月13日 (日)

時価評価

最近、バーナンキさんやら、G7等で、時価評価の一時棚上げが話題になっているようですね。

この分野も私は素人ですが、資産評価の問題は本当に難しい問題だと思います。市場は上にも下にも行き過ぎるのが常だと思いますので、流動性に欠ける資産が市場クラッシュ時にOTCで一瞬ついた暴落価格も、バブルの頂点に楽観の極みで一瞬タッチした天井価格も、市場価格に間違いありません。でも両方の価格とも、通常の市場環境で再現される可能性は非常に低く、またその資産が将来生み出す実際価値とは乖離した異常価格であって、そんな価格で時価評価してしまえば企業価値もまた異常値になってしまうわけです。

バブル発生と暴落を繰り返す市場に対して、市場のつける価格は常に正しく、将来の事象の現在価値をいつも正確に反映しているという、市場原理主義の考え方もちょっと行き過ぎだと思います。かといって、では時価以外に何を頼りにして企業価値を測るべきなのかと問われれば、これもおそらくは解なしといったところではないかと思います。

ここでの目的は、この難題に対して何らかの私見を示したいとか、大それたものではありません。ただ、こういった話題を目にするたびに、投資資産の一瞬の時価評価価値をもって誰か他人に投資をストップさせられたりしない、個人の大いなる強みを感じるわけです。

内外金融機関等が、このサブプライム関連その他の動乱で息の根が止まりそうになったり、大幅損失を計上したりといった、七転八倒の苦しみを受ける中、個人投資家は、市場がつける感情的なヒステリー価格での決済を迫られるわけでもなく、そのヒステリーな評価現在価値とは確実に異なるであろう、長期の将来に渡って企業群が実際に生み出す価値での払い戻しを受けることが可能なわけです。

この個人ならではの強みを最大限に活かしたいですね。だからこそ、個人的には、「投資金額を超えたレバレッジ投資はしない」という戒律にこだわっているわけです。せっかくのこの個人の強みを捨て、証券会社に投資行動を強制的に終わらせられてしまうリスクを取るのは、市場がつける一瞬の価格でもって投資成果の払い戻しを受けるつもりがない投資態度の人間にとっては矛盾する行動ですから。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年4月11日 (金)

ヨーロッパ市場

せっかくIBを使っていて、世界中の株式市場にアクセスできるのだからと、この間欧州株式市場のETFを覗いてみました。もし、魅力的なETFがあれば、欧州市場で買ってみるのもおもしろいかなと。4月になって、市場がだいぶもどってしまったイメージがあって、4月の投資資金で買いたいもののイメージがいまだ沸かないので、それを探す意味もありました。

どうせなら、米国市場では買えないETFを調べて見ようと、XSFR(S&P Select Frontier ETF)を調べて見ました。IBではXetra(ドイツ市場)で買える様で、市場での取引水準を覗いてみたのですが、とても取引に厚みがなく、買っても良いと思える安心感はありませんでした。それで、結局、このETFの購入は断念しました。

ちなみにIWRD(世界株ETF)などは、活発に取引がなされていたようで、このようなメジャーなETFやヨーロッパ株式ETF等の利用であれば、欧州市場の利用にも意味があるのかもしれません。でも、米国市場でもACWIが買えるようになりましたし、どうしても欧州市場のIWRDという状況ではなくなってきてますね。

ということで、欧州市場でのETF購入はとりあえずお預けとしました。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年4月 6日 (日)

団塊の世代はどこへ

ふと思い出すに、2007年度は、団塊の世代の退職が始まる年で、日本の金融機関はこぞってこの世代の退職金等をターゲットにして、ビジネスを展開しようとしていたはずです。

最近、この「団塊の世代」のキーワード自体、全くといってよいほど聞かれなくなってきているような気がします。

ここで、このテーマ(特に金融方面)に関する個人的雑感を書いてみようと思います。なお、以下の記述は、その多くを個人的感覚、悪くいうとフィーリングに基づいており、統計等のきちんとした根拠に基づいていないことをあらかじめご了承ください。

なぜ、今、「団塊の世代」のキーワードが、特に金融の世界で全く聞かれなくなっているのかという疑問を抱くと、当然のことながら、「金融ビジネスの世界では、団塊世代ビジネスは思いっきり空振りに終わっているからではないか」という仮説がすぐに思い浮かびます。

私の非常に限られた知識の範囲で、金融商品と団塊の世代の関連を紐解いていくと、以下のようになると思います。

銀行や証券会社をはじめとする金融機関は、団塊の世代の退職金等を取り込むための策を講じたが、その主軸は、例えば期間限定、団塊限定の高金利預金(or仕組預金)+投資信託といった抱き合わせ商品であったように思います。

主に、金融商品やフリーランチのない金融の世界を学ぶ機会の無かった多くの団塊の世代の人々に、このような抱き合わせ商品(一種のはめ込み商品)は、実際に「目先の高金利に釣られて、自らの予想もしなかった損失を突きつけられたり」、「目先の高金利が、トータルで見るとぜんぜんお徳でもなんでもないことに気付いたり」といった、強烈な反面教師的な効果を発揮したのではないかと容易に想像されます。

金融知識のない退職者に売る最初の商品が、抱き合わせのはめ込み商品では、「羹に懲りて膾を吹く」、すなわち、「銀行や証券会社の言うままに大事な虎の子(退職金)を預けては、だまされてとんでもない目に遭う。もう絶対に銀行や証券会社は信用しないぞ。」という典型的な反応を引き出すのではないでしょうか。

金融の世界で「団塊の世代」のキーワードが聞かれなくなるのも、いかにももっともな展開です。これも、金融機関が「今、自分さえ儲かれば良い」という身勝手な態度でいるからだと思います。自らの儲けは市場から生まれること。市場に生かされるためには、お客との長期的Win-Win関係を築かなければならないこと。そのためには、近視眼的に短期的な利益を狙うのではなく、お客を教育しながら市場を育てて大きくしていく必要があり、お客の効率的な資産成長が見込める経済合理的なアプローチと商品でビジネスを構築する必要があること。このような、ごくごく当たり前のことが、日本の金融機関の腑には落ちていないものと思われます。

また、売れ筋商品が、グロソブをはじめとする毎月配当ソブリン債ファンドから、世界バランスファンドへ移行し、金融商品取引法が適用されてからは、説明のしやすさ(金融機関の手間の少なさ)のため海外債券ファンドに逆戻りといったお客不在の展開も目につきます。ここにも、お客のWinと自身のWinを結びつけるために知恵を絞る金融機関の姿は見えず、身勝手な自身だけのWinを押し付けて市場を荒廃させてしまいそうな金融機関行動が見て取れます。

サブプライム等の金融世界の動乱を割り引いて考える必要がありますが、日本の金融機関が巨額の個人金融資産をリスク資産市場に賢く導くことに失敗していると、日本の未来も良いものになりにくいですね。この巨額の個人の資本が今の日本の最大の強みになってきており、これを賢く生かすかどうかで日本の将来はがらりと変わってきそうですので。

市場の力、市場原理を信じて、日本の金融世界の推移をなおも見続けていき、これからもはなはだ微力ながら個人的に必要だと思う警鐘を鳴らしていきたいと思います。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年4月 2日 (水)

稲妻のきらめき

夜のヨーロッパ市場とUS市場は、まさに稲妻のきらめきのような上げという感じでしたね。

詳細に情報を追ってはいませんが、大元はUBSの大幅追加損失とさらなる巨額増資、サブプライム関連のエクスポージャーの大幅な削減だったように思います。

上げの本質的な理由もよくわかりませんが、一種の打ち止め感ですかね。局面が違えば、大幅下落の理由にもなり得る材料だと思います。

これだから、相場モノは難しいですね。後講釈では何でもいえますけれども、その能力では、稲妻のきらめきを捕まえられる確証がどこにもない。

個人的には、4月も投資資金があるので、まだ低迷してもらった方が都合が良いのですが、まあ上記の通り、相場モノは個人の思惑とは全く関係なく動きますので、上げ下げ関係なく淡々と追加投資し続けようと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »