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2010年6月10日 (木)

今日の日経新聞夕刊

今日の日経新聞夕刊の2面の「ニュースの理由」の「欧州で銀行株急落」というコラムは秀逸だと思いました。

最近のソシエテ急落のニュースを見て、デリバティブで損失のうわさ等といった、リーマンショック時を彷彿とさせるような、うわさベースの市場の右往左往を見るにつけ、US市場と違って情報の少ない欧州市場と欧州金融機関を俯瞰してみたいなという、漠然とした思いを持っていました。

そんな状況での当コラムは非常にタイムリーであったので、当コラムで挙げられている欧州金融機関と情報を以下にメモとしてまとめました。

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クレディ・アグリコル、ソシエテ・ジェネラル・・・ギリシャ銘柄、ソシエテはギリシャのジェネラル銀行、アグリコルは同国大手のエンポリキ銀行を過去に買収。両銀行のギリシャエクスポージャーを要因に、国別ではフランスが同国エクスポージャーは最大。

ハンガリー・・・オーストリアが同国エクスポージャーは最大、次にイタリア。オーストリアのライファイゼン・インターナショナル・バンク・ホールディングは中東欧に展開。ハンガリーにも150以上の支店網。

イタリア大手銀行ウニクレディト・・・銀行買収により中東欧に300店を超える支店網を構築。危機が中東欧に広がった場合の収益圧迫の可能性大。

デリバティブ取引規制の動き・・・ドイツは裏付け資産の伴わない一部デリバティブ取引を禁止、米議会は銀行による自己勘定取引の禁止やスワップ取引の分離を審議。当該影響を最も受けるのは投資銀行業務に力を入れてきた金融機関。当該規制強化が実施された場合、「ドイツ銀行、BNPパリバの自己資本比率は5%台まで下がる。」(米JPモルガン)との予測。

欧州の有力銀行はユーロ導入と、欧州連合(EU)の東欧への拡大に合わせ、南欧や東欧への融資拡大、当該地域への債券投資を拡大。フランス銀行のギリシャ向け与信残高はこの5年で約4倍。その結果、ギリシャは5年間で国外銀行よりの借り入れが58%増、ハンガリーで114%増。

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新聞のコラムではありますので、無条件に内容を信用してはいけないと思いますが、欧州銀行の現在の全体像をイメージするのに役立つのではと思い、記録に残しておくこととしました。

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