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2010年7月

2010年7月27日 (火)

NYダウとナスダックに投資する(まともな)ETFが(やっと)上場?

標題の通りです。

以下のブロガーの方々が紹介してくれています。

http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1464.html

http://401k.sblo.jp/article/39846597.html

私もさっと内容を見てみましたが、その範囲では現物株に投資するまともなETFのようです。(まだ十分確認できたとは言えませんが)

もう何度も同様のことを書いていて、再度書くのもくたびれますが、私が考えるまともなETFというものを再度明確にするため、簡単にかいつまんで書いてみようと思います。

「市場原理に基づく十分な裁定のための仕組みを有するもの」を私はまともなETFと考えており、逆に、組成者以外の者が追加組成することができないものや、だれかが指数連動を保証するノート等に投資するものは、私はまともなETFだとは考えていません。

市場で空売りができれば、市場原理に基づく十分な裁定が働くとは、私は考えていません。ビジネスで裁定を行う事業者は資本コスト等を背負っており、組成者の一存で指数との乖離を放置され、裁定利益がいつまでたっても実現できない可能性がある裁定取引は、とてもビジネスとして成り立つものではないと考えるからです。第三者がいつでも組成、解体できる仕組みがあれば、一瞬で裁定利益が確定でき、これで初めて市場原理、競争原理に基づく裁定機能による指数連動性が確保されると考えます。

まだ十分確認できていないポイントはまさにこのポイントで、当該ETFは市場原理に基づく十分な裁定のための仕組みを有しているといえるかというところが、まだ資料を斜め読みしてみただけなのではっきりと把握できていません。週末にでも気が向いたら精査するか、パワーブロガーの方々の分析を拝見するかしようと、今のところ考えています。

あと、配当に関するUSでの源泉徴収がどうなっているかも興味あるところです。

これらのポイントの結論に依存する話ではありますが、もし当該ETFが「市場原理に基づく十分な裁定のための仕組みを有するもの」であったとしたら、「やればできるじゃん!」という、やっとまともなものに出会えた喜びと、「今までの迷走ぶりはなんだったの?」という、なんともやりきれない気持ちが入りまじった、どうにも複雑な思いを抱きます。やれやれ。

とりあえず、当ブログの関連エントリーのリンクを貼っておきます。

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-cb5b.html

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/mscimscietf-bad.html

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/mscimscietf-7ff.html

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2010年7月25日 (日)

行動ファイナンス入門-なぜ、「最適な戦略」が間違うのか?

標題の本を購入しました。

まだ、全部読んでおらず、投資に関係する部分を中心に斜め読みした程度ですが、その範囲で当書籍には、新しい(あるいは過去の書籍で読んだかもしれないが、私の記憶に残っていなかった)概念として、低ボラティリティ戦略というものが記載されていました。市場株式のうち、ヒストリカルに高ボラティリティから低ボラティリティに順にならべると、ボラティリティには過去の傾向と将来の傾向に一定程度の継続性、相関性があり、かつ低ボラティリティの方が高リターンにつながる統計的傾向があるため、低ボラティリティに分類した株式群の方が高リターンを得られる投資結果になるという統計分析結果に基づく戦略です。この傾向は日本でのみ見られるわけではなく、世界先進国株式指数採用銘柄群や世界の個別国の株式市場統計でも確認できる傾向とのことでした。これは、個人的に興味深い内容でした。

おそらくは、私は、このような手間のかかる投資を個人で行うことはないでしょうが、知識として覚えておきたいと思います。

あと、当該書籍の著者は角田康夫という方ですが、本棚をあさってみたら、過去にこの著者の以下の書籍を読んでいました。

行動ファイナンスー金融市場と投資家心理のパズル

人生と投資のパズル

本棚に保存していたことから、過去にこの2冊を読んだときも、当方は保存しておく意味ある書籍と判断したのだと思います。

たぶん、3冊も読む必要はなく、どれか1冊読めば十分だろうとは思いますが、特に投資と行動ファイナンスの関係について興味のある方にはお勧めの書籍だろうと思います。ご興味ある方はどうぞ。

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