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2011年9月23日 (金)

KDDIからiPhone5?

今日も、市場が荒れていて、急落してUS市場が始まりそうですね。かなり突っ込むなら、少し買っておきましょうかね。

今日は、標題の件、当方が継続的に注目しているスマートフォン、タブレット市場関連で今、巷でニュースになっている、KDDIからiPhone5が出るとのニュースに関して、また素人の勝手な予想を呟いてみようと思います。

このニュースについては、もうあちこちのニュースサイトで取り上げられていますので、今更リンクする必要もないと思います。10月に世界で発売開始されるとうわさされている新型のiPhone5を、ソースによって時期は違いますが、今年11月、あるいは来年早々にも、KDDIが取り扱い開始するというニュースです。今のところ、正式な発表は関係各社からはまったくなく、まだ空振り記事になる可能性もあると思いますが、KDDIにとってもうこれ以外の次の一手が存在せず、極限まで追い込まれている状態と思いますので、今回の記事が仮にデマであってもいずれ遅かれ早かれKDDIからはiPhoneは発売開始されることと思います。

ちなみに、当ブログでは以前に、以下のエントリーで、将来のKDDIのiPhone販売開始を予想しています。

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-2e84-1.html

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-5e24.html

ということで、KDDIからiPhoneが発売されたらどうなるかということを、マーケティング視点も含め、予想してみます。

これもまた最近のことですが、携帯の純増およびMNP統計をもとにKDDI(およびドコモ)のビジネスがうまくいっていない姿が垣間見えることについて、以下のエントリーで触れました。

http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-4e85.html

これが、何を意味するかは、US市場の今までの展開と、それをきれいにトレースするような、韓国市場や中国市場の展開を見れば、容易に当たりがつきます。

US市場で最大手のベライゾンがDROIDキャンペーンによるGoogleのAndroid強力推進によって、AT&TのiPhoneによる市場切り崩しから自らを防衛しようとしていたのに、一転iPhone採用に動いたのは何故でしょうか?言うまでもないことでしょうが、Androidでは防衛できなかったから、実際にやってみてそのことをつくづく思い知ったからに違いありません。それは、今MNPで断トツの転出に苦しんでいるドコモと、同じく転出でソフトバンクに第2位の座を奪われる現実的なリスクに直面しているKDDIの姿に、見事に被って見えます。

韓国でも、中国でも、追われているキャリアはこの同じ経験をしているから、相次いでiPhone採用に動いているのだろうと、何の苦もなく推論できます。

まさに以前のエントリーで書いた、「世界の最先端市場で起こった事象は、一定のタイムラグを置いて、その他の市場においても類似の形で起こることが非常に多い」というマーケティング事例に典型的に当てはまる事象かと思います。

この構造を腹に落としていない記者は平気で、「KDDIがiPhoneを販売開始しても、ドコモは今はAndroidが売れているので、iPhoneを販売する必要は感じないだろう」という主旨の記事を書いています。ドコモにとって、Androidがいくら売れても、今のような断トツのMNP流出で顧客基盤が他社に奪われ続ければ、その状況に耐えられるはずもありません。

なので、私は、以下のように予想します。

Androidも、ワンセグお財布携帯付きスマートフォンも、WindowsPhoneもすべて空振りで、ソフトバンクのiPhoneに対し、自身のMNP流出を止める何の力も発揮しなかったKDDIにとって、iPhone販売開始は最後の砦というべき手段であって、また、逆にiPhoneは業界第3位のソフトバンクがMNP流入をこれほど長く続けることになっている主要な原動力である事は間違いないと思いますので、KDDIはベライゾンがそうであったように、iPhone販売開始によってやっと一息つくことができ、MNP流出は止まり、逆に流入に転換すると予想します。

そうすると、KDDIにとって、様々な携帯ラインナップはあれど、iPhoneのみがMNP流入、すなわち、他キャリアから自社へ顧客を引っ張ってくる原動力となる商品になりますので、おのずとiPhone販売に力をいれてくるはずです。商売ですから、効果のない努力を続けるはずもありません。かくして、今まではドコモ、KDDIからソフトバンクに流れていた顧客が、いずれ、ドコモからKDDIとソフトバンクに流れていくようになる姿が容易に予想できます。

USでもあれだけ必死にDroidキャンペーンをやっていたベライゾンで、今ではAT&Tと同じく、iPhoneの販売シェアがトップになっています。間違いなく、日本でもKDDIとソフトバンクの両社内での端末販売トップがiPhoneになると思います。

なぜか、巷の記事等では、「KDDIはiPhoneを取っても激しい価格競争をソフトバンクと展開しなければならず、利益は出ない」というような主旨の記事や、「唯一の競争力の源泉であったiPhoneをKDDIにも取られたソフトバンクは苦しい戦いになる」といった論調を目にするのですが、格好の餌食が他にいるのに、なぜKDDIとソフトバンクが骨肉の争いをしなければならない展開がやってくるのか、私には皆目想像がつきません。KDDIはソフトバンクと、利益が出なくなるほどのたたき合いをやらなくても、ほどほどのところで横並びにしておけば、ドコモという川上から、水はどんどん流れ入ってくるというのに。ソフトバンクも話は同じです。両社の価格競争は、ドコモという生贄がいる限り、そこそこのところで止まり、KDDI、ソフトバンク両社ハッピーでドコモだけがアンハッピーという姿が、落ち着きどころとしては至極自然だと思います。今でもソフトバンクは増収増益で好調なビジネスを続けていますので、骨肉の価格競争でなければ、両社ともほどほど快適な定常状態がやってくる可能性が高いと思います。身を削るほどの価格競争がやってくるのは、ドコモが万歳して生贄がいなくなってからじゃないでしょうか。

それはあたかもベライゾンのiPhone開始後も、AT&Tはベライゾンに食われてビジネスが傾くこともなかったし、逆にベライゾンもiPhoneがトップセールスとなって好調を維持しているように。その裏で、この両社の割を食ってスプリントやT-Mobileが苦しんでいるだろうから、いまさかんにiPhone5はスプリントやT-Mobileでも取り扱い開始するとの記事が巷にあふれているのだと思います。

この展開をドコモ経営陣が読めるなら、今すぐあわててiPhone導入に動くでしょうが、実際はどうでしょうか?私は、とことんぼろぼろになるまでAndroidで頑張り、最後にお手上げで万歳する展開になる可能性も非常に高いと踏んでいます。

今日の株式市場の反応は、上記のソフトバンクに対する反応と同じく、ソフトバンク株の大幅下落という形となったようですが、本当に下落すべきはドコモ株だと、個人的に考えています。

今日、私の周りでは、「今まで待ってて良かった」とか「これでAndroid(au)からiPhoneに換えられる」と話している人たちの声がありました。「マーケットはまるで何が本物か、何が本物でないかを知っているかのごとく得てして動くもの」だと思います。

以前も書きましたが、私の妻はau持ちなので、iPhoneがauから出たら買ってしまう可能性は高そうです。私は、当然のことながら、そこまで待てず、ソフトバンクから出たらその時点で買ってしまいそうです。

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コメント

ご無沙汰しています。

弊ブログの移転をしました。

お手数ですが、リンクの変更をよろしくお願いいたします。

投稿: レバレッジ君 | 2011年9月24日 (土) 14時57分

レバレッジ君さん、ご連絡ありがとうございます。

リンクを修正しておきました。

それでは、今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: VMax | 2011年9月27日 (火) 04時44分

リンク変更ありがとうございました。

投稿: レバレッジ君 | 2011年9月28日 (水) 20時54分

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