現在、自身にとって最適と思えるフィナンシャルフリーダムポートフォリオ
タイトルの通り、現在の自身にとって最も心地よいフィナンシャルフリーダム達成後のポートフォリオのイメージについて書いてみようと思います。
他方、企業が自らの稼ぎの中から生み出す配当を基礎に考えれば、企業がその年に生み出した利益のうちの、企業が継続的に事業を行うための必要な再投資額を除いたフリーキャッシュの一部が配当に回ってくることはある意味自明なことかと思います。これは、よく分からない将来のビジネス状況に関する市場の評価に比べたら、ずっと確かで信頼できるものです。たとえこれ自体、景気やビジネスの好不調等に伴い変動する性質のものであったとしても、市場のパーセプションの変化によってPER一桁から極端なケースでは100倍近くまで変化し得る市場価格に比べれば、圧倒的に安定していて信頼できる指標となります。
こういった理由によって、フィナンシャルフリーダムを達成した後の生活を支えるコア資産として私は高配当株ETFをメインに据えたいと思います。
当然のことながら、上で記述した通り、確実に実現された企業利益(企業活動により生み出したキャッシュによって裏付けられたもの)を基礎としているのが配当ではありますが、企業のビジネスの好不調や景気の良し悪し等で、この配当の水準も将来増減し得ます。なので、そのリスクを踏まえた上で、将来想定されるライフイベントによって想定される支出額を超えて、このリスクに備えたキャッシュを確保することを目指します。
この必要キャッシュの考え方には幾つもアプローチがあり得ると思います。例えば、最悪ケースとして配当の水準がたとえ半分になったとしても、国の年金がもらえる時点まで、保有キャッシュからの補填により生活費がまかなえることを目標にしても良いと思います。また所詮、最悪の事態は恐慌のような事象だと考えて、国の年金がもらえる時までに1回くらい至上最悪の恐慌が来ることを想定して、その間の資金をまかなえるキャッシュを有するという考え方でも良いかと思います。
ここで個人的に国の年金がもらえないことは想定していないことがお分かりかと思います。個人的には、年金をもらう側と支える側の比率の変化を踏まえた非常に保守的な年金開始時の想定や年金額の想定を置く必要はありますが、年金がもらえないという極端な前提に立つ必要はないのではと考えています。人口動態統計はよく言われる、いわば「すでに起こった未来」ともいうべきもので、何十年も先までかなり正確に予期ができる部類の話だからです。
また、フィナンシャルフリーダム達成後は、極端な話、世界中のどこに住んでも自由であり、職場から近くなければならないという制約からも完全にフリーになることを意味するわけですから、将来の不確定事象に対応する手段は、全く信頼できない自身のマーケットタイミングの能力に置くのではなく、足元の状況に対応して、どこに住むか、どんなライフスタイルで生活するかといった、支出、コストの方をコントロールしていくことをイメージしています。
こんな感じで、フィナンシャルフリーダム達成後の個人的な理想のポートフォリオは、世界分散高配当株ETF+セーフティキャッシュの組み合わせと考えています。
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コメント
はじめまして。
最近投稿を復活され、うれしく思っています。
以前から深い思考で世界分散ETF投資を実践されていて参考にさせていただいておりました。今後もするどい投稿期待しております。
さて、一つ質問させていただきます。
「個人的な理想のポートフォリオは、世界分散高配当株ETF+セーフティキャッシュの組み合わせ」と記載されていますが、DEWには投資されていないのですか?
またDEWはどのように評価されますか?個人的な意見で結構ですのでお聞かせください。
よろしくお願いいたします。
投稿: aoba0428 | 2016年3月27日 (日) 18時22分
aoba0428さん、はじめまして。
コメントいただき、ありがとうございます。
また、お返事が遅れ、申し訳ありません。
以前も、お読みいただいていたとのこと、嬉しい限りです。
さて、ご質問いただいた件ですが、当方はDEWへ投資しております。WisdomtreeがETF上場を始めた当初はDEWはありませんでしたので、DHSやDTH, DEMといった地域別ETFの方をたくさん保有しているのですが、当初からDEWがあったなら、このETFにたくさんの資金を振り向けていたものと思います。
なんと言っても、簡単ですから。DEWの地域別アロケーション方針に従うのであれば、DEWを買うだけで世界株ポートフォリオが完成しますので。
今後も、当ブログがなんらかのご参考になりましたら幸いです。
以上、今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: VMax | 2016年3月30日 (水) 19時09分