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2016年3月11日 (金)

初めてのカバードコール

先日、初めて、カバードコールポジションを立ててみました。

前の記事で、高配当株ETFの配当がフィナンシャルフリーダムの自身の理想のコア資産と記載したのですが、フィナンシャルフリーダム達成後は、コア資産の配当がちょうど基本的な生活費をまかなう水準になるようにコア資産の水準を調整していく必要があり、そのためにはコア資産を単純に積み上げるだけではなく、多すぎるときには減らしていくことも必要になってきます。

個人的な目標は、無限に個人資産を増やしていくためにどんどん取るリスクを増やしていくことには無く、必要のないリスクテイクを際限無く増やしていくつもりは毛頭ありません。なので、今回は自身の勉強の意味も含め、今までやったことのないリスク低減手法にチャレンジしてみました。

今までであれば単純に、売り指値を指してコア資産を減らそうとしていたのですが、今回は非常に短期のコールオプションを売って、売り指値でコア資産ポジションを減らす以外のポジション調整の手段を用いてみました。

売り指値を指して、「高値で売れればラッキー、売れなくても現状維持で配当収入を得る」の代わりに、「カバードコールポジションにして、高値になれば権利行使されて売れてラッキー、上がらなければ配当とコールオプションプレミアム収入でOK」というポジションにしてみたわけです。前者と後者の違いは、後者の場合は一旦、売値に達すること等が仮にあっても、精算日に行ってこいになっていたら売れずに、代わりにコールオプションのプレミアムが丸儲けといったペイオフの差になります。

まだ、個人的にこのペイオフの差について完全に消化できているとは思えませんが、ポジションを持ちながら、じっくり理解、整理していきたいと思っています。

いくつになっても、新しいものに対するチャレンジは刺激的ですね。この間のMacBook Airといい、単純に新しいものへのチャレンジは刺激になります。
今回、ポジションを立てる仮定で、この分野では日本では差金決済しかできないとか、USよりも個別株やETFのオプションが充実していないとか、米国と日本での差がかなりあるようだということを学びました。まだ、とても学びが十分とは言えませんが、これからも知的興味を満たす学びがあるのだと思うととても楽しみです。

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